宇津井志穂 2-②

白木蓮のとき

春の訪れを告げる花に相応しく、満開になるとあたりが一気に華やぐ。長い冬を耐え、ずっと待ち望んでいたこの季節に、エネルギーを一気に放出するような生命の爆発を感じた。
苦難や困難があっても、自分を信じて乗り越えていくことで、きっといつかのタイミングで努力が開花する時がくる。
そう言われたような気がした。

私の作品は、スマートフォンや一眼レフで撮った複数の写真を重ね合わせ、1枚の画像にする「多重露出」という方法を利用して作成した写真です。1枚にすることで、時間を止める表現であった写真に、映像のような奥行きや臨場感が生まれ、時間の流れやその場の雰囲気も表現することができます。写真を重ねていくので輪郭が曖昧になり、写真ならではのリアリティが薄れ、絵画のようなイメージに近くなり、夢と現実の間のような、不思議で幻想的な世界を表現し、ずっと見ていたくなるような絵作りをしています。私の作品のモチーフは、身近にある自然です。身近な自然にある優しさや美しさを通して、見る人に癒しや希望、生きる喜びを感じてもらえたらと思っています。

https://drive.google.com/open?id=18I7JyJWWgpFC-cB68gG456CfBOgYK9AD

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https://www.instagram.com/utsui_shiho_art/


宇都井さん独自の技法によって、写真が絵画的で情緒あふれる作品になっているところに惹かれます。自然はそのままで美しいし人を癒すので、作家の手を加えることにより作品にする時には、工夫が必要ですから。

さらに高みへと思われる場合のヒントとして、一つには、エイを空に泳がせるなど、素材の組み合わせも良いと思います。こういった、人為が加わることによってポエティックな組み合わせができることを、もっと追求されると良いと思います。もう一つは、テーマが闇から光へと転じていくもので光にフォーカスがありますが、実際には、闇があるから光が引き立ち、いつまでも光だけの世界というのは、テーマが薄くなるので、闇を作品に入れなくとも感じさせるようにするにはどうしたら良いかを考えてみると、作品に深みが増しますので、試してください。

審査得点

作品(40満点) 30点

ポートフォリオ(Webサイト)(20満点) 15点

SNS(20満点) 15点

エレベーターピッチ(10満点) 7点

ファン審査(10満点)後ほど期間を限定して投票で決まります

第2回審査  点

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